4月から就農しまして、枝豆、里芋、とうもろこしなどを育てていました。
しかし、いかんせん成長がかんばしくありませんでした。
とうもろこしは小さいまま成長せず、枝豆は莢の中に実がない状態・・・
肥料などは撒きましたが、雑草がひどく耕作放棄地での栽培の難しさを改めて思い知りました。
そして、少し焦りすぎだったと反省しました。雑草を刈ってトラクターで耕耘して牛糞堆肥を撒けば作物は育つのではないかと思ってました。ただ思った以上の雑草の勢いとカチカチの土壌での栽培は、想像以上に厳しいものでした。
4月に植え付けた時はこんな感じでしたが・・・
8月になって雑草で手が負えない状態に・・・
マルチの隙間からどんどん出てくる雑草・・・もはや一個一個抜くこともままならずでした。
そして、まずなにから改善していくべきかを考えました。
ということで土壌診断をすることにしました。本当は最初にするべきでしたが、まず通常の栽培で、ここの畑は作物がどう育つのか見てからと思って保留にしていました。
ホームセンターのカインズでも昔はやってくれたそうなんですが、今はやってないそうなので、自分で調べる「みどりくん」というのを購入しました。
これは東京農大で作った簡易土壌診断キットだそうです。
早速畑の土をとってきて、精製水をいれてシェイクして診断しました。
水は水道水などだと正しいPHが測定できないそうなので、コンタクト用の精製水を使用しました。
この診断キットは写真のようにリトマス試験紙のようなもので、色を照らし合わせて判定します。
そして 結果は・・・
ph5.0
硝酸態窒素 0kg/10a
水溶性リン酸 10kg/10a
水溶性カリウム 5kg以下/10a
という感じでした。
色で判別するので多少曖昧ですが窒素とカリウムが圧倒的に足りない事がわかりました。
phも5なので結構酸性ですね。ブルーベリーならいいんですが、野菜だとよくありませんね。
ということで、とりあえず土壌改良を進めていこうと考えています。
作物も少しづつ作ることにして、焦らないで行こうと思います。
ではまた。